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GODDESS

2019年
12月02日

45年前のビンテージボードのレストア

45年前のビンテージボードのレストア

凡そ45年前のビンテージボードです。
傷だらけで当時の激戦の跡が良く分かります。
サンデングしないで
其のまま樹脂とグラスファイバーをかぶせて
無理やり接着して居るので
凸凹が多く 傷も深くて
オールドサーファーのいい加減さが見て取れます。
 グラインダーでガンガン吹っ飛ばして
素肌を出すと傷の所に何かブッコンで
適当に固めているので
思わず、当時のサーファー気質が分かります。
 折角のビンテージボードが泣いて居ます。
カラーはアグリーな群青色、と云う代物で
之が又良い味で気持ちを擽ります。
 ブランドは あの ゴード&スミス です。
中々見る事の出来ないビンテージです。
 職人としての自分は之を見て
ナンて言う事だ。
こんな逸品を黙って見て居る訳にはいきません。
職人魂が沸々と湧いて来て
何とか息を吹き返して上げたくなって
取り掛かりました。
 色合わせが非常に難しく
(写真は補修の前段階大きな傷を補修して居る所です)
補修が終わったら、その上にグラスファイバーをかぶせて
白に濃いブルー、ブラック、イエロー と樹脂に混ぜ合わせて
調合し最初の巻が終わり
昨日少し早かったんですがサンデングして見ると
未だ群青色には近づけて居なくて
更に仕上げ段階で色合わせが必要です。
 何とかこの板に生気を戻して上げたいと考えて居ます。
其れにはマダマダ時間が掛かりそうです。
 唯45年前のビンテージボードが
今シエーパーの自分がチエックして見てほれぼれとする
何とも言えない素晴らしいシエープだと思います。
こんな昔にどうしてこんな素晴らしい板が削れて居たのか?
本当に当時のシエーパーにリスペクトします。
 半端じゃ無く重くて
今自分はシエープで右ひじを酷使し痛めていて自分でこの板は持てません。
いちいちスタッフに板は移動してもらって居ますが
色々なビンテージボードは見て来て居ますが
 この  ゴード&スミスは
その中でも突出した100%完成度の高いビンテージの中のビンテージです。
  アウトライン
  デッキロッカー
  ボトムロッカー + 形状
  厚さ
唯ミスを見つけるとしたら
余りに重い事と
オンフィンと其のフィンシエープが雑に出来ています。  
しかもその昔はノーリーシュでした。
が、何故かフィンの前側にドリルで穴があけられています。
これは不可解な事でリーシュはフィンの後方に穴を開けて
其処にリーシュコードを付けます。
 まあこの板の歴史が其処に詰まって居て面白いですが
板そのものは ロングボードの歴史を多分に含めていて
バイブル的な  最高の 逸品です。
 慎重に完全に修復させたいと思って居ます。