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GODDESS

2019年
01月25日

レトロロングの修復

レトロロングの修復

前にお話ししましたが
古いロングの修復がほぼ終了しました
15年前の僕のシエープで
手元に届いたときは
もうお勤めは終わった板かなー と思って居たんですが
改めて板を良くチエックして見ると
アウトラインやボトムのロッカーが凄く良くて
しかしレールの破損が酷いのと
ナントもし難いのがデッキの剥離で相当悩みました。
この板の修復に手を付けたら大変な事に成るのは分かって居たんですが
どうしよう、どうする、で何日か経ってしまって
其れでもこの板に息を吹き返してあげたい
と言う想いが勝ってしまって
何処から手を付けたら良いか色々と考えて
問題の一番大きな 剥離の修復が上手く行かなければ
全て徒労に終わってしまうので
剥離をどう処理するかで又日にちが経ってしまい
中々てが付けられない日が続きました。
剥離は一旦剥がしてしまうと、もう元の姿には戻すことは
出来ないし、その部分を剥がして補修するとなると
平らに修復するにはとんでもなく多くの材料を必要とするので
重くなってしまい板の命はほぼ終わります。
又板の美観が大きく損なわれることは此の板への執着心も失われ
愛着も無く成って来ます。
以前からこの問題を解決する確かな方法は確立されて居ません。
 そこで今回浮かんだのが前回も紹介しましたが
一石二鳥のアイデアです。
剥がさないで、しかも重量を増やさない で剥離を修復する。
其の方法とは
剥離してぷかぷか浮いている場所に
6ミリのドリルで幾何学的な感覚で穴を開けて
其処に樹脂を流し込み
極めて重い重しを載せて強制的に接着する。
接着には丸一日時間がかかりますが
全く美観を損なわず剥離を止める事に成功しました。
重しを載せて圧を加えると開けた穴から不要な樹脂が吹き上がって流れ出し
無駄な重量をそぎ落とす事が出来る。
接着が完了したら表面をサンデングし、穴をふさぐために剥離した場所
全体にクロスを1枚載せる。
透明なら幾何学的に開けて穴をデザインとして見る事も出来るし
穴が嫌なら着色して消すこともできる。
今回は穴をランダムに開けたので美的な面白さは無いので
少しカラーリングしカモフラージュして見ました。
これが少し失敗だったかも知れません。
15年の歳月を経て自然に茶化した焼け具合は
これは之でカッコ良くて剥離を修復した場所も
穴跡は残ってもそのままの焼け具合の方が良かったように思います。
まあ、今回この古い板の修復に掛かって
多くを学びました。
もうどんな板も修復し生き返らせる術を習得した様に思います。
測りに乗せた写真もお見せしますが
この板のスペックからして問題は有りません。
ビンテージボードとして使って頂ける方がいましたら
相談掛けて下さい。
味のある良い板です。