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GODDESS

2019年
01月20日

剥離ボードの治し方の研究

剥離ボードの治し方の研究

先週ユーザーさんから15年前に僕が削った板を
置き場に困り貰いました。
本来なら 処分する板ですが
良く見たら中々シエープも良くて味もあり
ナントか自分で修復して見たい気が湧いて来て
補修に取り掛かりました。
レールの無数のキズは時間を掛ければやれない事は無いので
デッキの剥離をどうするか?
剥離部分を剥がしてしまうと ほぼ美的要素は失われ
しかも大きな凹みの段差が出来てそれを補修するには
クロスを何枚も張らなければ成らず 重く成ってしまい
板の魅力は失われてしまいます。
1.美的な美しさ
2.重量
この2点を何とか出来る方法は無い物か過去の修理の歴史の中でも
解決する方法を模索することなく時間が経過して来ました。
 今回はそれを解決する研究材料として何日か板を眺めてきました。
色焼けし、無数のキズで 見る影もない板なんですが
自分が削った板と言う事もあり
修復出来たら結構価値観のある板に戻るのではないか。
と言う思いが強くなって来て
 この息絶え絶えの板に息を吹き返らせて上げたい。
と思い出来る限りの手術を施して見たいと思います。
 最大の難関はデッキの剥離です。
其の大手術を前にし、下記の方法を考えました。
1.剥離個所に何か所かに穴を沢山開けて其処から樹脂を流し込む
2.剥離個所に樹脂が沢山流れ込むと重量が際限なく重く成るので
  漫勉無く樹脂を流し込んだら垂木を置いてその上に出来るだけ重い
  ウエートを載せて強制的に接着する。(丸1日掛かる)
  余った樹脂はその穴から表面に流れ出てくる。
この方法に辿り着くのに3日掛かりました。
昨日樹脂を流し込み重しを載せて強制的に接着しました。
今朝重しを取って接着の状態をチエックしたところバッチリクッツイテ居て
{成功}でした。バンザーイ です。
今後は流れ出た樹脂をサンデングし表面にクロスを1枚被せて仕上げます。
レール全体の大きな傷は樹脂を使うので仕方ないですが
今日板を持って見た所重いですがこんな板も有って良いかな。
と言う息を吹き返す1っ歩手前まで来た様に思います。
 何よりも今回の剥離手術が成功することに寄って
今後剥離と言う人間で言ったら始末の悪い {ガン}みたいな厄介な症状を
治すことが可能に成りました。
今回の板は幸い剥離の中が乾いて居たので出来た手術ですが
水が入って居た場合の事もこの3日間で考えました。
1.穴からテッシュを差し込み吸収する
2.水気が抜けてきたら ドライヤー等送風機で乾燥させる。
 この過程を踏めばどんな剥離にもこの方法が適応出来ると思います。
この方法の結論を言うと
1.板の美観を最小限で抑える事が可能
2.重量を極端に増やすことは無く性能的なマイナスはほぼ最小限に防げる
  言ってみればガン手術をお腹を大きく切って開くのでは無く
  傷を出来るだけ少なく術後 傷が目立たなく成る手術方法です。
この後未だ時間はかかりますが完成したらご報告いたします。