親は子を導き
子供は何時か親を抜いて
其れに答えて行かなければ成らない。
アスリートとしての宿命で
時の流れと一緒で
水は留まる事無く
流れていく。
今回のセッションは
長年付き合って居る
吉岡プロにシャッターを切って貰いました。
吉岡プロは
カメラマンとして
多年に渡りシャッターを切って来ました。
海外も転戦し
多くの素晴らしい映像を残して来ています。
僕が最も感動したのは
ハワイのパイプラインの8フィートを
S字を描いて
深いボトムターンをして居る
トムカレンの1枚です。
譲って欲しいですが
其れだけはダメみたいです。
又吉岡君は
BBの世界に没頭して居て
世界のBB事情に精通して居ます。
彼がBBの業界に持って居る情熱は
半端じゃ無くて
又何時かBBの復活に向けて
熱い物は持って居ます。
既に４０年
カメラマンとして
写真を撮り続けて来て居ます。
此の世界、そんなにぬるま湯では無くて
苦節何年、と言う言葉が有りますが
そんな甘い物では無くて
多くのカメラマンが消えてゆく中で
辛くても
この世界から離れず
一生懸命被写体を追いかけて来て居ます。
1日掛けても
良い写真が残せなければ
金を払ってくれる人はいません。
時間と労力を掛けても
結果がすべてで
跳ね返りの少ない職業です。
その中で吉岡君は
決して此処から離れようとしないで
カメラ1本で生活を掛けて
動き回って居ます。
今回の撮影も
急で、波も決して良い訳では無くて
その中で
キラッと光る何枚かを収めて呉れました。
二人にとって
良い想い出に成るだろうしと
素晴らしい記録を残してくれた
貴重な何枚かに成って居ます。
吉岡プロの
シャッターチャンスの切り方が
如何に突出しているか、が
良く分かります。
二人で楽しそうに海に向かうショット
剛の激しいバックサイド
頼の身体をひねったタイミングの当て込み
剛のフィッシュのアウトラインが綺麗に見えるフローター
どれも的を得たシャッターチャンスです。
素晴らしいショットです。
サンキュー 吉岡プロ
