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GODDESS

2022年
05月04日

日本で初めてチャリ―ボーを作ってくれた人

日本で初めてチャリ―ボーを作ってくれた人

昔、私が自転車でサーフボードを
運べないか?
と考えて試行錯誤して居た時に
その制作を引き受けて呉れたのが
練馬の三和ステンレスと言う会社です。
 写真右が田村社長です。
左は後にエッセイを書き上げた有名な井上さんです。
田村さんとの出会いは
昔僕が茅ケ崎球場の所に有った
レストランの所に
{湘南サーフショップ&ファクトリー}
をオープンした頃で
お互い若くて同い年で
 其処に来てくれました。
それから付き合いが始まって
田村さんに板の作り方も教えました。
 そんな事で年も一緒で
気が有って、よく飲みに行きました。
 そして自転車でロングボードを運ぶ
最初のチャリボーが完成しました。
ステンレス製で自転車本体に
ステイを取り付け
其処に差し込むだけの
素晴らしい (チャリボー)が完成しました。
 問題はステンレスです。
当然鉄とは比べ物に成らない金額に成って
 後に今の形になり
スチール製に改良されてきました。
田村さんは麻雀が好きで
しかもウイスキーをストレートで流し込む酒豪で
早くにこの世を去りました。
 今年に入り
又井上さんが茅ケ崎に来て
当時の事を掘り下げた本にしたい。
と話が有り、私も承諾し
現在執筆中です。
 井上さんは他にも歴史的な
本を何冊も執筆して居て
この本が完成した時は
又紹介したいと思います。
 田村さんには弟さんが居て
其の後工場を引き継いでくれたんですが
矢張り早くに他界されました。
 何時も二人で一緒に
サーフィンしに来ていて
仲の良い兄弟でした。
 時は去り時間は経過し
世の中は劇的に変わって来ています。
 昔を振り返り
田村さんと過ごした楽しかった記憶が蘇り
もう遠い昔の思い出ですが
想い起させてくれた
井上さんに感謝しています。