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GODDESS

2022年
02月02日

スノーボード

スノーボード

僕はスノーボードをやって居ます。
アルペン系の板で
主にゲレンデをカービングで
滑ります。
年1k回ですが
JSBのスラローム競技に出て居ます。
今年は3月12日
長野菅平です。
オーバー60歳クラス
勝ち目は無いですが
出続ける事に意義を感じて居ます
レッドコース&ブルーコース
2本を滑って合計タイムで競います。
鬼門数も30以上は有るので
技術系な要素が重要な種目です。
 緊張するし
上手い選手の滑りも見れて勉強になります。
 又、昔からのメンバーに会えるのも
 楽しみの一つです。
その昔は
GODDESSも板のメーカーでした。
未だその名残で
ゲレンデ用のフリーの滑りには
其の板を使って居ます。
 当初は国産のスキーメーカーに作って貰って居ましたが
国産の板は
どうしても自分の基準に合った板が出来なくて
ドイツやフランスで
作りました。
 20年以上経っても
その板は使えて居ます。
 何故国産の板は耐用年数が劣るか、と言うと
 日本は湿気の多い国で
 板の心材がウッドの為
其処の湿気が後で悪さをしてしまい
 板の命
フレックス、キャンバー が亡くなってヘタってしまうからです。
これはレース用の板としては致命傷で
 板を踏んで板がシナル事で
キャンバーからの反発で
次への動作にメリハリが出来るんですが
 ヨーロッパの接着技術は素晴らしく
( ソール+ファイバー+心材+エッジのスチール)
  をキャンバーを付けて接着して
何年経ってもキャンバーがフラットに成る事は有りません。
 今更ながらその技術力の高さに驚かされます。
国産の板はほぼ1年でキャンバーが抜けて
フラット(へたって)に成ってしまい
板からの反発を得る事が出来なくなってしまいます。
 これはタイムを競う競技に於いては
 クイックなターンの切り替えが遅れて
 タイムロスにつがります。
少し難しい話になって恐縮ですが
 物作りに掛ける情熱は
 決して衰える事は無いので
敢えてお話させて頂きました。
 長野の冬季オリンピックで
始めてスノーボードが採用されて
其の後ブームも終わり
当社は思い切ってスノーボードから
撤退を決めましたが
 最盛期は
山梨(三坂カムイスキー場)
長野(湯ノ丸スキー場)
新潟(加山キャプテンコースト)
 3か所でJSBAの公認スノーボードスクールを
 開校して居ました。
群馬片品村花咲には
ロッジ(サンタハウス)を建て
スノーボードインストラクター研修センターも
開設し盛況でした。
 今と成っては過去の話になりますが
その時、その時代に
スノーボードの業界の発展、普及に
努力して来たことは
結果として無駄では無く
今のGODDESSの血となり肉と成って居ると思います。
 くしくも明日から始まる
中国の冬季オリンピックの
スノーボード競技に
日本人が有力視される所迄
発展、普及して来ました。
 GODDESSも微力ですが
 その歴史の中に
  一時でしたが
 貢献はして来た。
 と自負して居ます。
年は重ねても
壮大な雪山を
自由に滑れるスノーボードは
最高に楽しいです。
 過酷なサーフィンのパドリングが無いので
幾つになっても情熱さえあれば
滑る事は出来ます。
 海と山
両方が自分に取っての
財産です。
 今日はGODDESSのスノーボードの
 歴史に付いて話して見ました。
長々と、有難う御座います。