現在開発を進めている
バンブーのツーピースボードの
試作プロトが間もなく入荷します。
ツーピースボードの開発は
既に何十年に及び
ナカナカ満足の行く製品に辿り着く事が出来て居ません。
開発を進めて行く中で
その都度製品化はして来て
完成はして居るんですが
私の理想は高くて
その頂きに未だ到達出来ていません。
今回の製品は
バンブーで作って見たくて
以前のモールド製とは１００％異なります。
最大の変化は
カスタムか、手作りに成る。と言う事です。
手作りとは
今後、色々なスペックの板を生産できるということに繋がり
ツーピースの夢が理想に近づきます。
ツーピースに着手してから
既に４０年は経過して居ます。
世界中の発明家も何社かは有りましたが
殆どは途中でギブアップし
Goddessのみが継続、開発は其の途上にあります。
ネバーギブアップ
此れしか有りません。
本日船が到着します
通関に3日～5日程掛かります。
直ぐに試乗テストに入ります。
出来るだけ多くの方に試乗して頂き
しかも激しく乗って貰って
クレームが出るかどうかのテストを繰り返します。
その結果を製作スタッフに
逐一報告し、対策を講じます。
更にテストを重ねて
パーフェクトであれば
来季の生産ラインに載せたいと考えて居ます。
手造りで出来れば
どんな物でも作れます。
新たな第1っ歩を踏み出す事に成ります。
ツーピースの
ロング （2m80㎝が 1m40㎝に）
ミッドレングス（2m30㎝が 1m25㎝に）
ショートボード（1m80㎝が 90㎝に）
此処迄が私の最終目標です。
今回の試作品は
カスタム（手作りです）
デッキ＆ボトムはバンブー（竹材）
レールは カーボンファイバー
手作りでは
これ以上の強度を持った製品は有りません。
軽量化するために
心材はEPS（発砲フォーム）です。
EPS素材は非常に軽いので発砲スチロールを想像してください。
バンブー（竹の合板）は固いので
其の間の緩衝材に秘密があり
剥離や、凹みを防いでくれます。
又、竹は皆さんもご承知のように
良く曲がり、しなります。
サーフボードには
そのシナリが重要な要素と成って居ます。
波を滑り降り
ボトムターンに入った時に
大きな負荷が掛かります。
その時に板はしなって呉れて
絶妙な味を引き出してくれます。
バンブーの特性が
其処で生かされて居る訳です。
手作りで
丈夫で
2分割できたら
これはもう夢の様な役に辿り着く。と考えて居ます。
後、何日かで
私がその板で海に入って居ると思います。
