御殿場のK氏
板を購入して頂きました。
K氏はサーフィン大好き人間で
御殿場から色々なポイントに出没します。
伊豆だったり
静波
宇佐美
平塚
湘南
今回は久しぶりでした。
板はユースドですが
僕のシエープで
少し重めの板です。
その重めが決め手だった様です。
確かに
僕も今使って居る板が
EPSのバキュームで制作した板で
９，８ですが
軽めで
テイクオフ時に
滑り出しが少し遅いように感じています。
重い板はその点
スムースに滑り出しているのを見て居ます。
唯、テイクオフは
一概には結論づける事は難しく
本人の
パドリング力
技量
板のロッカー
板の幅
板の浮力
等が機縁します。
掘れてくる波をショートは
上手くテイクオフが出来るのは
波を割ってテイクオフするタイミングが掴みやすいからです。
半面ロングは
浮力、長さ、幅 等ショートと違って
テイクオフは楽に出来るように見えて
実は複雑な内容が含まれて居ます。
板の性能にも寄りますが
基本的には
掘れた波は
板幅が細い方が有利です。
其れは先に述べた様に
波を割って滑り出す事が可能だからです。
ロングは
ノーズ幅が広ければ広い程
板が沈まないのでテイクオフは遅れます。
又板幅が広ければ同等の影響を受けます。
結論から言うと
ロングは幅が５７～５８位が正解と言う事に成ります。
唯、年齢を重ねてくると
板のバランス的には
板幅は ５９に成ったり60の板も有ります。
それはその方のレベルで
どんな板も楽しければ良い訳で
僕が決めつける物では有りません。
サーファーに取って
テイクオフは永遠の課題です。
身体が固くなって来て
前足が出なく成って来た時に
ストレッチで体をほぐせるうちはまだ良いです。
どうしても
前足が出ない。
と成った時は
其れに合わせた板を僕が削る事は出来ます。
何故なら
僕がその張本人だからです。
毎年冬場3か月
山に通ってスノボーを楽しみます。
すると春先海には居ると
全く初心者に成って居ます。
厳しいです。
前足が出ません。
パドリング力が落ちて
上手くテイクオフが出来ません。
一生懸命ストレッチもやって居ます
其れでも海に入れば
前足が出る訳では有りません。
ナントか立てる様には成って来ますが
不本意な物です。
其の為にバランスの良い板を削って乗って居ますが
板幅が ５９～６０に成ります。
バランス的にはグッドですが
先に述べた様に
テイクオフは板幅が有る分
抵抗が増すので
滑り出しは遅れてしまいます。
板は細ければ
水面からの抵抗は少なくなります。
波を割ってテイクオフもスムースに出来ます。
更にに板の重みが加われば
猶更スムースなテイクオフに繋がります。
K氏は熟練サーファーです。
其れを熟知してこの板を決めてくれたと思います。
サーフィン
板
奥が深いですねー
長年板を削って来て
理論的に板の事ははわかって居る積りですが
問題は
自分がサーフィンに対する情熱
プラス、間を置かない継続力
此れを維持する事に尽きると思います。
厳しい修行の道です。
｛サーフィンは修行です｝
何十年やって居ても通用しません。
恐ろしい事です。
今日はOFFで
波もありそうで
午前中雑用を終わらせて
海に入る予定です。
修行です。
